「旅行に行きたいけれど、勉強や仕事も溜まっている……」

「環境を変えて集中したいけれど、1泊2日じゃ移動だけで終わっちゃいそう」

そんな風に思っていませんか?

実は、「宿に篭ること」を目的とする「篭り旅」なら、たった1泊2日の週末旅行でも、驚くほどまとまった時間を確保できるんです。

*篭り旅: 旅先の宿に篭って勉強やタスク消化をする旅のこと

結論からお伝えすると、1泊2日の篭り旅なら無理なく合計「14時間」の作業時間を生み出すことができます。

14時間といえば、1日7時間集中したとしても丸2日分…!

これだけの時間があれば、厚めの参考書を一冊読み終えたり、なかなか進まなかった大きなタスクを完了させたりすることも十分に可能です。

では、「1泊2日で本当に何かが終わるの?」という疑問にお答えすべく、具体的なタイムスケジュールを詳しくご紹介します。

【1日目】移動中からすでに「篭り」は始まっている

12:30|出発 ★電車で作業(2h)

   昼食を済ませて出発。電車内では暗記科目の勉強など、取り組みやすい作業をします。「到着まで」という制限時間があるおかげで、サクサク片付きます。

 14:30|現地到着

   そのまま宿へ直行します。

 15:00|チェックイン・温泉

   荷物を置いたらまずはサッと温泉へ。移動の疲れをリセットし、脳をシャキッとさせます。

 15:30|★宿で作業開始(3.5h)【最重要セッション】

   この時間は「リフレッシュ直後」「少しの空腹感」が重なり、一日で最も集中力が高まるゴールデンタイム。重めの作業はここで一気に片付けます。

小腹が空いたら、宿の茶菓子をエネルギー源に。

 19:00|夕食

   宿の食事、あるいは外の飲食店へ。地方の夜は早いので、閉店時間には要注意です。

 20:00|温泉・休憩

   部屋に戻ったら本日2回目の温泉へ。湯上がりにアイスを食べるのが、私のささやかな恒例行事です。

 21:00|★部屋で作業(2.5h)

   普通の旅行なら眠くなる時間ですが、観光による疲労がないため、意外なほど集中力が持続します。

 23:30|就寝前のリラックスタイム

   持参したランタンの明かりで、布団の上でヨガや読書など。穏やかな環境を作って眠りにつきます。

【2日目】締め切り効果と「現地の空気」を味方にする

 08:00|起床・朝風呂

   朝の温泉で体を起こします。

 09:00|朝食

   宿の朝食(素泊まりの場合はチェックアウト後に近くのカフェで)

 10:00|チェックアウト

 10:30|★カフェで作業(2h)

   現地のカフェへ移動。場所を変えることで再び集中力にスイッチを入れます。

 12:30|周辺散策・自然に触れる

   海や山、公園などを歩いてリフレッシュ。天気が良ければ、公園や浜辺でピクニック気分で読書をすることもあります。

 14:30|★カフェで作業(2h)

   軽食を食べ、最後の作業時間を。

 17:00|日帰り温泉 & 夕食

   帰る前にもう一度現地の温泉へ。湯上がりに夕食を済ませて、帰宅の準備を整えます。

 19:00|出発 ★電車で作業(2h)

   帰りの移動時間も無駄にしません。暗記など、最後にできることをやりきります。

 21:00|帰宅

旅の時間を最大限に活かすためには、ただ机に向かうだけでなく、いくつかの「コツ」があります。私が実践して感じた、篭り旅の秘訣をご紹介します。

① 効果的な「リフレッシュ」で脳を再起動する

「作業の効率」は、実は「休みの質」で決まります。

 自然に触れる

海や山を眺めながらぼーっとしたり、軽く散歩したりすることで、脳の疲れがリセットされ、集中力が回復します。

 温泉を活用する

体を温めることで血行が良くなり、頭がシャキッと冴えわたります。

食事を五感で味わう

家ではついついテレビなどを観ながら食事をしがちですが、旅先では情報を遮断して現地の味に集中してみてください。これが最高のデジタルデトックスになります。

② タスクは「やれるだけ」ではなく「決めた分だけ」

「やれるだけやる」という曖昧な目標だと、旅の間ずっと気が休まらず、結局達成感も得られにくくなります。

「1日目はここまで終わらせる」と事前に決めておくことで、作業と休憩のメリハリがつき、集中力も達成感も格段にアップします。

③ 自分の「型」に合わせたスケジュールを組む

私は夜型なので朝はゆっくり派ですが、朝型の方ならチェックアウト前の朝時間をメインセッションにするのがおすすめです。

自分のリズムに合わせて、「一番集中できる時間」に重いタスクを配置してみてください。

④ 食事は「1日2食+軽食」がちょうどいい

意外なライフハックですが、しっかり食べるのを朝・夕の2回に絞り、昼はカフェの軽食程度に抑えるのがおすすめです。

こうすることで、食後の強烈な眠気に襲われる時間を減らし、作業時間を稼ぐことができます。 篭り旅は激しく動き回らないので、意外とお腹は空きませんよ!

おふ

空腹時は集中力が上がるのでいいことづくめ!

(もちろん無理のない範囲で)

⑤ 「場所」に合わせてタスクを使い分ける

移動時間を「ただの移動」で終わらせないために、場所に応じたタスクを用意しておきましょう。

  •  移動中→スマホでできる調べ物、暗記、読書など
  •  宿・カフェ→パソコン作業や書類を広げる勉強など

おふ

 「机がないとできないこと」以外を移動中に済ませておくと、宿に着いてからの爆発力が変わる!

「たった1泊の旅でそんなに変わるの?」

そう思っていた方も、篭り旅で意外と多くの時間が確保できることに驚いたのではないでしょうか。

観光をしない「篭り旅」だからこそ、移動時間すらも自分を高める時間に変えられます。温泉や美味しい食事という最高のご褒美をセットにすれば、家ではあんなに重かったタスクが、嘘のようにスルスルと片付いていくはずです。

まずは次の週末、お気に入りの本や勉強道具をカバンに詰めて、近くの宿へ1泊「篭り」に出かけてみませんか?

さらに深く没頭したいなら

今回は1泊2日の標準的なスケジュールをご紹介しましたが、さらに自分を追い込みたい(あるいは癒やしたい)時は「2泊3日」という選択肢もあります。

中日に訪れる、『一歩も外に出ない、完全な空白時間』。

この時間の使い方が、実は篭り旅の真の醍醐味でもあります。

2泊3日だからこそ味わえる没入感については、また別の記事で詳しくお話ししますね!