頑張ってるのに報われない・・・
頑張りすぎや、人のために自分を犠牲にする”いい人”は幸せになりません。
これは筆者自身、身をもって実感しています。
世には「頑張っているのに報われず、周りからの評価がイマイチな人」と「頑張らなくても評価されている人」がいます。
この違いは何でしょうか?
もしあなたが、頑張っているのに報われないと悩んでいるなら、少々(ずる)賢さが必要なのかもしれません。
今回は”頑張っているのに報われない人”と”頑張らずに評価されている人”の違いを紹介します。

おふ
報われるようになるには、まずは頑張ることをやめてみよう〜
1. やりたくない・できないことは断るor人に任せる
軽い雑用を任せられると(本当は嫌でも)簡単に承諾してしまうあなた!
苦手なことも自分のためと考えて無理に引き受けてしまうあなた!
「作業内容が簡単だからやってあげてもいいか」「自分のためだから!」となんでも受け入れていると不幸になります。
例えば・・・
- 自分がやらなくていいはずの仕事を大量に押し付けられられる
- いつの間にか周りから”やってくれるのが当たり前”と感謝されなくなる
- 苦手なことを無理やりやってミスをして、自分への評価が下がる
大切なのは任された仕事を、本当に自分がやるべきことなのか判断することです。
そして自分がやるべきでないものは断り、適当な人に任せることも必要です。

マシュマ郎
○○さんのアンケートを代わりにやっといてくんない?適当にでいいから!

おふ
それは出来ないよ。さすがに本人がすべきじゃない?
できない約束をしない・できない目標をたてない
あなたが人と待ち合わせているとしましょう。
「5分遅れる」と言って6分後に来た人と、「10分遅れる」と言って6分後に来た人ではどちらが好印象でしょうか。
…聞くまでもなかったですね。後者のほうが好印象です。(どちらも6分遅れたのに、です。)
これも”できないことは断る”と同じ。もしあなたが「もっと頑張らなくては」 「認めてもらわなくては」といって自分で無理な約束をしてしまいがちなら要注意。
がむしゃらに頑張ったとしても約束を守れなければ、周りから”できない人” “信用できない人”という評価をされ逆効果になってしまいます。
なので目標や期限、到着時間などの約束は緩め・長めに見積もることが大切です。
2. 自分が”全て”やる、 ではなく誰かの”補佐”になる。
やりたくない仕事は断る、と言いましたが、それが誰もやりたくない仕事だった場合、自分以外の誰かが(いやいや)やることになります。
こんなとき、優しいあなたなら罪悪感がひときわ大きいわけですが、決してその人の代わりになってはいけません。あくまでその人の補佐をするのです。
一方で、もしあなたが誰もやりたくない仕事を引き受けることになったとしましょう。この場合は誰か1人、あなたの補佐を作りましょう。
決して、全部自分でやってはいけません。いやなことを1人で抱え込めば、たちまちあなたは病んでしまうでしょう。

おふ
送別会のリーダー任されちゃったけど無理〜
マシュマ郎 手伝って~
3. 苦手なことは「苦手」と言う
先程述べたように、苦手なことは断る・任せることが大切ですが、どうしても苦手なことを1人でせざるおえなくなった時は、最終手段。
報われる人は物事を始める前に必ずこう言います。
「こういうの苦手なんだよね」

あなたはこれを聞いて、どう感じるでしょうか。
多くの人は心の底で「苦手なことさせられて気の毒だな」と感じるでしょう。
中には、「甘ったれるな!苦手でも黙って頑張れよ!」と思う方もいるでしょう笑(・・・実際私もこっち派でした)
がしかし、誰かがある仕事をして失敗したとして、事前にその人から「苦手なんだよね」を聞いていた場合と、そうでない場合でそれぞれあなたはどんな印象を持つでしょうか?
・聞いていた場合・・・ある程度周りが理解してくれる。

・聞いていなかった場合・・・周囲のあたりがなんだか冷たい。。。

事前に「これは自分にとって苦手なんだ!」という意思表示をしないと、周りの人はあなたにそれなりの期待をしてしまうため、失敗したときの悪印象が無駄に大きくなってしまうのです。
そんなわけで、「苦手なんだよね」を言うことは
万が一失敗したとしても、周りの人からはこればかりは仕方ないね、と思ってもらいやすくなる(ずる賢い?)小技です。

おふ
ただし、多用すると悪印象なので、あくまで最終手段。
4. 「誰もやらないならやってあげよう」は不幸の始まり⁉︎
複数人のチャットで、気の乗らないお願いがされたとしましょう。
「泊まり込みのイベント手伝い(土日・費用自腹)募集中! たまにはうちの誰かが参加してくれるといいんだけど」

これは特に心理戦です。
「いやだけど…早く返事してあげなくちゃ…」と使命感と罪悪感で心が揺らいでいるならば、すぐに返事をしてはいけません!

おふ
あなたが先にやろうかと言いだしたら負け(⁉︎)
もし、あなたが真っ先に「やります!」と返事しようものなら、たちまち皆が全ての面倒を(無言という楽な手段で)あなたに押し付けることになります。
こんなときは、断りの返事をするかもしくは裏でグループの仲の良い人と相談しながら一緒に結論を出しましょう。
5. 気を利かせすぎも人に利用されるきっかけ
気が効く人は素敵ですが、気を利かせすぎるといつのまにか人に利用されてしまいます。
「みんなでご飯いきたいー」 「会いたいねー」と言う人に、ついつい良かれと思っていつ行こうか?どこ行こうか?ここどう?他の人も呼ぶね!など気を利かせすぎの企画係になってしまう人などは要注意。会いたいねーと言う人は、ほんの軽い気持ちで言っただけで、主体的にそれを実行する気はありません。
そしてあれやこれやと準備をしているうちに、

おふ
あれ?言い出しっぺじゃないのに全部私が決めてる…
もしかして皆に利用されてる…?
と虚しくなってしまう。
そんな経験があるなら、こんなときは一度静かに見守る・言い出しっぺに委ねることも必要です。
本来、これはあなたがやりたくてやっているならいいのですが、そうでないならばお節介になる必要はありません.
6.やりたくないこと以外のスキルを磨く
得意なことややりたいことがなくてもいいんです。ささいなことでいいんです。
苦手じゃないこと、やれること(特に人に見られるところ)を中心に磨いて他の誰よりも優れたパフォーマンスを発揮しましょう。
そしてできることを得意にし、苦手なことを極力断ってやらないようにすれば、あなたは「できる人」というステータスを手に入れ、周りから尊敬され、結果報われていきます。

実際、各分野で尊敬される人達は得意なことを突き詰めて成功しており、わざわざ進んで人前で苦手なことをしたり、無茶をして醜態をさらすことはありません。
まとめ
頑張っても報われない人は、自分の実力や気持ちを隠して 「自分がやらなきゃ」と働いたり、やりたくないことを断らないで無理してしまう傾向があります。
ついつい人のために頑張って報われないと悩んでいる人は、ぜひとも自分のキャパシティと本当の気持ちと相談して“周りに迷惑にならない程度の自己中”になりましょう。
そしてそのぶん、得意分野で自分の価値を高めることで、やがて周囲から大切に扱われ、頑張りが報われるようになります。

おふ
自分を大切に!正しい方向で頑張ろう!